好きに絵を描く。
今までもこれからもそれは変わらないんです。
それとは別に、努力したらどう変わるのか、も検証していきたいんですよね。せっかくなんで。できるできないに関わらず、これをやったら絵が上手くなるんじゃないかしら?ということをメモしておきます。実践できることからコツコツ継続していけば多少は画力あがるんじゃない?という期待を込めて。
そもそもなぜ画力を上げたいのか、については私が描きながら想像や妄想を広げるタイプだからです。線ひとつ、表情ひとつ、描いた絵から想像を広げるのが楽しい。しかし画力が足りないせいで、その想像と妄想にストップがかかる。これが苦痛なんですね。こうじゃないんだよな〜…を少なくしていきたい。頭の中の想像をさらに具体化する力・それを紙面に描き起こす力、これが欲しい。修行して具現化の能力を手に入れてハンターになります。
画力を上げるためにやったら良さそうなこと
デッサン
基本中の基本ですね。見て描く。これは比較的始めやすいし自分の画力が今どのくらいなのかがわかりやすい。絵の原点みたいなものですよね。質感の描きわけなどもデッサンの一種でしょうか。美大受験生はポテトチップスの袋よく描かされてますよね。きちんとやったことがないんですけど、一回だけ画塾の体験入学に行ったことがあるんですよ。そこでデッサンをやりました。丸、三角、四角を描いた気がします。描いてる最中に塾の講師の人が突然鉛筆持って、私の絵にめちゃくちゃ加筆してきたんです。で、なんか良い感じになっちゃったんです。最後講評されて、良いですね〜って褒めてくれたんですけど、いやこれ私描いたんちゃうよ、ってなりました。あれは添削とはちょっと違うな…と思いました。
デッサンと同じでしょと思われるでしょうが、デッサンよりも短い時間で描いていきます。形を素早く捉える練習。必要な線だけを抽出して最小限の線で描く能力を鍛えます。30秒ドローイングもクロッキーですよね。
短時間で描く。これ以上は描かない、と線引きができるので気軽にできます。
構造理解
デッサンは見たものを形にする能力を鍛えますが、構造の理解は、妄想したものを形にする時に必要になってきます。ネクタイがどのように結ばれているか、そもそも結ばれていないネクタイはどうなっているか、これを知らないで描くのと知ってから描くのでは、創作物の説得力は大きく変わってきますよね。結ばれていないネクタイ、私も描けないので後できちんと見ておこうと思います。
ネクタイにつなぎ目があったなんて知らなかったです。あとすんごく長いのネクタイって。
パース
構造理解の一種だと思いますが、あえてわけました。妄想空間にパースって抜けがちなので、理解しておくことでバランスの良い構図とかわかってくるかな?やらないよりやった方が良いでしょ。多分。
色彩の表現
色はもう一つのジャンルなんですよ。覚えることが多すぎて。絵の大学に通った後に色の大学に通う、みたいなイメージですね。白黒に色がつくと見栄えが良いし、何より表現の幅が広がりますよね。まじめに手をつけたことがないんですけどデジタル絵を描くなら避けたらいけないでしょうね。一時、色遠近に挑戦してみたんですけどさっぱりわからなくて、止めてしまいました。
美大・専門学校・画塾に通う
これが一番良いでしょ、だって先生いるんだもん。と、いう慢心で絵を描かなくなりそうですけどね私の場合。恵まれた環境に満足して肝心の目的を見失いがち。おんなじ理由で教本も買ったら満足して描かなくなりがち。お金と時間が余るほどあったら挑戦したいことの一つです。
絵関係の職につく
実践は良いですよ。キャリアになるし。ただ技術やメンタルが備わってないと、絵を描くこと自体が嫌いになりそうで恐い。お金もらって描くって大変ですよ。クライアントや雇用主は、売れる絵・人気のある絵・魅力のある絵を求めてきますから。クライアントの望み通りのもの、もしくはそれ以上のもの求められる。理屈じゃどうにもできないし、画力も一瞬であがらないし、期限せまってくるし、死にものぐるいで描いた渾身の絵「ボツ」」って言われたりするんですよ。想像しただけで病みそうです。プロってすごいんだなって改めて思います。
どうでも良いんですけど、ものすごく手が痛い。腱鞘炎かもしんない。